
中心静脈栄養とは高カロリー輸液療法ともいい手術前後の体力の消耗が著しい人や口から栄養摂取できない低栄養状態の人を対象として静脈などから心臓に最も近い大静脈までカテーテルを挿入して栄養補給を行う方法をいいます。
食べ物を口から食べることが出来ない場合に用いられる方法として@静脈栄養法A経腸栄養法の2種類があります。
静脈栄養の方法
中心静脈栄養は鎖骨下、鎖骨下、頚、肘の静脈などから心臓に最も近い大静脈までカテーテルを挿入して、輸液ライン(IHV)を確保し、このラインを通して栄養補給する方法。
経腸栄養の方法
経腸栄養は食べ物を口から食べることは出来ないが消化管の機能は保たれている場合 、鼻腔から胃や十二指腸までチューブを通しその管を使って栄養補給する方法。腹壁から胃へルート(胃ろう)をつくることも。
中心静脈栄養は、中心静脈に直接通じるため細菌感染に対する注意が必要です。そのため輸液の混合調整はクリーンベンチを用いた無菌操作で行われます。
在宅での中心静脈栄養法
在宅で静脈栄養法をおこなう方法です。
この栄養法は、医師の指導のもと、適切な管理をおこなう事が大切です。
家庭での静脈栄養法は医師の指導のもと、適切な管理をおこなわないと細菌感染や合併症を引き起こす場合があるので適切な管理が重要です。適切な管理をおこなえばこの栄養法は家庭でも安全に行うことが出来る栄養補給方法です。
静脈栄養法として@中心静脈栄養法(total parenteral nutrition : TPN)A末梢静脈栄養法(peripheral parenteral nutrition : PPN)の2種類があります。
@中心静脈栄養法(total parenteral nutrition : TPN)
1日に必要な栄養を鎖骨下静脈から上大静脈に留置したカテーテルから高カロリー輸液を注入することが出来ます。
A末梢静脈栄養法(peripheral parenteral nutrition : PPN)
末梢静脈から栄養を投与するには限界があり、重度の低栄養状態の患者さんや栄養素を多く注入するには多くの水分が必要となるので水分制限がある患者さんには適しません。
末梢静脈栄養法は、通常おこなわれる点滴と同じですが、大量の輸液を長期的に注入されるので血栓性静脈炎は避けられない。静脈の部位の入れ替えや静脈炎を防ぐためにヘパリンやコルチゾールを併用したりpHを上げる工夫がされています。
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